【体験談】コフスハーバーの歩合制ファームで2カ月過ごした話

1年中日本人のFacebookグループで求人募集行われてます!!

海は近いのでサーフィンする人は多い!!

ベリーピッキングは肉体的に楽!!

町はビーチリゾート!

サーフィンできる!

オーストラリアにワーキングホリデーで来て、僕が最初に働いたのはニューサウスウェールズ州・コフスハーバーにあるブルーベリーファームでした。最初の仕事、しかも歩合制という不安のあるスタートでしたが、2ヶ月という短い期間でも多くの気づきや学びを得られた貴重な時間だったと思います。


「ブルーベリー=お金」自然相手の歩合制の厳しさ

ファームの仕事は完全な歩合制。つまり、「取った分だけお金になる」世界です。時期や運も影響するため、「頑張れば稼げる」というより「取れる状況かどうか」がまず重要。

幸い、僕が入ったタイミングは収穫量が多く、かつ経験が浅いながらもトップ3に入る速さでピッキングできていたので、最低時給相当($30)以上の日も何度かありました。

ただ一方で、フルーツがない=仕事がない=「1日3時間で終了」「休み連発」みたいなこともザラ。これはもう完全に自然相手なので仕方ありません。ブルーベリーは特に雨が多いと一気に痛みやすく、数日収穫が止まることもあります。


稼げるかどうかは「時期」と「ファームの規模」に左右される

僕が働いていたファームは、コフスハーバーでも比較的大きな農場だったらしく、「ここは稼ぎやすいよ」と他のバックパッカーからも言われていました。

とはいえ、他の小規模ファームでは「2週間で数百ドルしか稼げなかった」という話も聞いたので、ファーム選びの段階で勝負が決まっていることもあるのだと感じました。

また、ウィンターベリーとサマーベリーで実の大きさやレートも違うので、事前に収穫時期の情報を調べてから応募するのが本当に大事です。


日本人コミュニティと助け合いの雰囲気

コフスハーバーのファームには日本人が多く、「どのファームがいいか」「今週からこっちで人を募集してるらしい」など、情報共有がとにかく活発。日本語で相談できる環境があるだけで、初ワーホリにはとても心強かったです。

僕も何度か移動を考えたときに、同じファーム仲間と車をシェアして移動したり、家を一緒に探したり、協力して生活コストを抑える工夫をしていました。

ちなみに、コフスハーバーでは車がなくても生活・就労は可能です。実際、僕も最初は徒歩とピックアップに頼って生活していました。車はあれば便利、なくてもなんとかなる、という印象です。


コフスハーバーの町は「ファーム以外」は最高

正直に言うと、ファームの仕事自体はハードで不安定です。でも、それ以外の生活環境は本当に素晴らしかった。

コフスハーバーは海が近くて、天気がいい日はみんなでサーフィン。休みの日にはサンデーマーケットに行って、ローカルフードやクラフト雑貨を楽しむ。スーパーマーケットや薬局、カフェも徒歩圏内にあって、暮らしには困りません。

ブルーベリーが稼げる時期じゃなかったとしても、ここでのんびり過ごすだけでも価値がある、と感じたほどです。


仕事がないときの「逃げ道」としても優秀

「稼げないけど、仕事がすぐに見つかる」「何もせず時間を無駄にするよりは良い」
そんなふうに、コフスハーバーのベリーファームは“最終手段”としても価値があります。

英語力に自信がなくて、ローカルの工場や飲食店での仕事に応募できないとき。ファームなら、英語が完璧でなくても受け入れてくれます。

そして、少しでも経験を積めば、より条件の良いファームに移動することも可能です。実際、僕の周りでも「1つ目は修行、2つ目で稼ぐ」という人が多くいました。


僕の結論|サーファーか、ワーホリ初心者にはアリ!

僕個人の結論としては、「稼げるファーム」ではないけど、「生活するにはいい場所」。
特に、サーフィンが好きな人には文句なしの環境ですし、初めてのワーホリで「とにかく仕事が欲しい!」という人には、ファームを経験してみる価値は十分にあると思います。

もちろん、「安定して稼ぎたい」「きっちりお金を貯めたい」という人は、時給保証のある工場系や、都市部のローカルジョブを狙うほうがいいです。でも、「とりあえず動く」「まず一歩」という人には、コフスハーバーは優しい町です。

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この記事を書いた人

自分自身のワーホリ経験をもとに有益な情報を発信します

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