ワーホリ先で結婚する人は多い?現地の結婚事情を解説

実際に結婚してオーストラリアに残る人も多い?

英語力や滞在資格はあるの?

結構いるらしい

英語は必要!!


目次

ワーホリ恋愛から結婚

ワーキングホリデー(ワーホリ)といえば、語学習得や異文化体験、海外での仕事などが主な目的ですが、実はその滞在中に現地で恋愛・結婚に発展するケースも意外と多いんです。

「一時的な滞在で恋愛って本気になれるの?」
「ワーホリ中に結婚って現実的なの?」
「現地の人と結婚したらどうなるの?」

今回は、ワーホリ中に結婚に至った人たちのリアルなケースと、特に多いオーストラリアの結婚事情やビザ制度について詳しく解説します。


■ ワーホリ中に結婚する人って本当にいるの?

結論から言うと、珍しくはないけど、すごく多いわけでもないというのが現実。
ただし、「そのまま現地に住むキッカケ」や「ビザの転換点」としての結婚は、一定数起きています。

特にワーホリ中は出会いが多く、語学学校や職場、シェアハウスなどで国際恋愛に発展する人も多いため、交際が長く続き、「じゃあこのまま結婚しようか」と自然な流れで結婚に至るケースがあります。



■ 現地のオーストラリア人と結婚 → 永住権取得の道も

オーストラリアは、ワーホリ渡航先として特に人気のある国ですが、恋愛・結婚から永住権(パーマネントビザ)に繋がるルートも存在します。

✅ パートナービザとは?

パートナービザ(Partner Visa)とは、オーストラリア国籍または永住権を持つパートナー(配偶者・事実婚相手)と共に暮らすためのビザで、最終的に永住権の取得が可能になります。

このビザには2段階あります:

  1. 暫定ビザ(Temporary Partner Visa / Subclass 820)
    → 現地での申請から取得。審査期間:約12〜18ヶ月。
  2. 永住ビザ(Permanent Partner Visa / Subclass 801)
    → 暫定ビザ取得後、約2年で審査され、通過すれば永住権を取得。

✅ 条件は?

  • 実際に同居していること(通常12ヶ月以上の証明が必要)
  • 結婚している、または事実婚関係にあること
  • 共同名義の銀行口座や、家賃契約、生活費の分担などの証明が必要

書類も多く、プロセスも簡単ではありませんが、真剣な関係であれば十分クリア可能。実際に、ワーホリ中に出会って結婚し、パートナービザを申請して永住した人はかなりの数存在します。


■ 実際の体験談:ワーホリ中に現地人と結婚

Hさん(当時30歳・女性)は、語学学校で出会ったオーストラリア人男性と恋愛関係に。ワーホリ終了後に学生ビザへ切り替えつつ関係を継続し、その後結婚してパートナービザを申請・永住権を取得しました。

「最初は軽い恋愛のつもりだったんですが、価値観がすごく合って…。日本に帰る選択肢もあったけど、『こっちで暮らしてみたい』って気持ちが強くなって結婚を決めました。」

彼女の場合、ビザの切り替えや証明書類の準備が大変だったそうですが、弁護士にも相談しつつ、無事に永住へ。


■ ワーホリ同士で結婚するパターンも

また、意外と多いのがワーホリ参加者同士のカップルが結婚に至るケースです。たとえば:

  • 日本人同士で知り合い、帰国後に結婚
  • 韓国人×日本人、台湾人×日本人などのアジア系カップル
  • 英語圏以外の人と英語を共通語にして交流・恋愛・結婚へ

同じ「海外生活」という環境で苦労や楽しみを共有した分、心の距離が近づきやすく、自然な形で関係が深まりやすいのが特徴です。

この場合、どちらの国に住むかという選択になりますが、日本での結婚ビザ取得や、相手国での滞在許可など、それぞれに選択肢があります。


■ 現地の結婚事情と文化の違い

オーストラリアなどでは、**「結婚=ゴール」ではなく、「パートナーシップ=人生の選択肢の一つ」**という意識が強いです。

  • 法的に結婚していなくても、**事実婚(De facto relationship)**としてパートナービザの申請が可能
  • 「2年付き合ったら結婚」ではなく、自立した大人同士が話し合って決めるスタイル
  • 両家の挨拶・格式張った儀式は少なく、カジュアルな結婚式が主流

そのため、「結婚を迫られる」プレッシャーはあまりなく、2人の関係性を大事にする文化です。
逆に、真剣な関係であっても形式にとらわれないため、「本当に将来を見据えた話ができているか」を確認することも大切です。


■ 結婚=永住の手段?という誤解に注意

中には「結婚すれば永住できるんでしょ?」と軽く考える人もいますが、オーストラリアの移民局は非常に厳格です。偽装結婚のチェックも厳しく、実際の関係性が認められなければビザは下りません。

  • ビザ目的の結婚とみなされると却下または強制退去も
  • 多くの書類提出やインタビューを伴い、数年単位の審査になるケースもあり

「結婚=永住の近道」というよりも、「本当に信頼できるパートナーと一緒に生きていく覚悟」が前提であることを忘れてはいけません。


まとめ:ワーホリ中の結婚は“ありえる”、でも“覚悟”が必要

ワーホリ中に恋愛・結婚することは決して無謀なことではありません。
実際に、現地の人と結婚して永住に至る人も、ワーホリ仲間と帰国後に結婚する人もたくさんいます。

でもそれは、“軽いノリ”で決めるものではなく、言葉・文化・価値観・ビザなど、たくさんの壁を乗り越える強さと覚悟が必要なことでもあります。

「結婚=ゴール」ではなく、「2人で人生を選び取っていくスタートライン」。
ワーホリでの出会いが、あなたにとってかけがえのないものになる可能性は、十分にあります。

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この記事を書いた人

自分自身のワーホリ経験をもとに有益な情報を発信します

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